長年にわたり低分子創薬の研究では、用量反応曲線を使用してIC50やEC50 を特定することが、創薬プロセスを進める上で重要になります。
用量反応曲線を設定するには、化合物を溶媒に溶解してさまざまな濃度の溶液を段階希釈によって作成する必要があります。しかし、このアプローチには多くの欠点があり、手動で行うにはヒューマンエラーや精密さにばらつきがでます。そのような問題を解決するために、テカンのデジタルディスペンサーD300eは自動で段階希釈を素早く正確にマイクロプレート内に作成することができます。
このアプリケーションノートでは段階希釈をD300eにより希釈系列を自動化した場合とマニュアルで作成した場合のデータを比較しています。
このような方にお勧め
- 医薬品候補物の薬物動態を行っている方
- 抗がん剤の薬効評価を行っている方
- 化合物スクリーニングを行っている方
※本文は英語です。
【その他関連資料】