技術資料・マニュアル/ Document

【ポスター】Optus RoboColumnとAvipure AAV樹脂による遺伝子治療用ウイルスベクターの製造改善

AAV affinity resin HTS with RoboColumns

【ポスター】Optus RoboColumnとAvipure AAV樹脂による遺伝子治療用ウイルスベクターの製造改善

本ポスターでは遺伝子治療のためのアデノ随伴ウイルス (AAV) のハイスループットスクリーニングを最小量のAAVサンプルを使用して、AAV精製プロセスを迅速に最適化した研究内容についてまとめています。ここでは、4つの市販されているアフィニティー樹脂があらかじめ充填された 0.2 mL RoboColumnをテカンの自動分注機Fluentにて、異なるプロセス条件下で同時に使用しています。

ウイルス収量、ウイルス純度、樹脂の再利用性に対するさまざまな CIP レジメンとサイクルの影響を評価するために、150 mL 未満の細胞上清を使用して 48条件の実験を5時間で実施してます。 データは、0.5M NaOH を含む複数の CIP溶液でサイクル数に応じて結合能力、ウイルス収量および純度を維持できるかの検証を行うことを通じて、AVIPure樹脂の有用性を示しました。 この実験は、限られたサンプル量を使用してクロマトグラフィー精製プロセスを最適化できるHTS RoboColumnの利点を確認し、新しいAVIPureアフィニティー樹脂の実装により堅牢でコスト効率の高い AAV 精製プロセスが可能になることを実証しています。

このような方にお勧め

  • AAVの精製を行っている方
  • タンパク質精製と濃縮を行いたい方

※本文は英語です。
※OPUS®RoboColumn®はRepligen社の製品です。