単一細胞レベルでの動的 (カイネティック)測定は、フェノタイプの変化を観察し、その変化が一過性の変化と長期的変化の区別を可能にします。また、外部刺激などに対してフェノタイプ変化のメカニズムを解析するにも役立ちます。しかし、任意の時点で刺激を行い、フェノタイプの変化するタイミングを探し出すことは困難です。
Spark Cytoの蛍光イメージングでは、このような実験を自動化することができるので、細胞のフェノタイプが変化するタイミングを逃さずに見ることができます。
このアプリケーションノートではアポトーシスの定量化を例に実験を行っていますが、同様にFucciによる蛍光タンパク質を用いた細胞周期解析にも応用が期待されます。
蛍光イメージングでFucciなどの細胞周期解析や遺伝子レポーターアッセイで細胞の分化を観察されたい方や興味のある方にお勧めです。
※本文は英語です。
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