COVID-19パンデミックの影響で、ウイルスRNAの抽出に対する需要が急速に高まりました。日々増加する患者数に合わせ検体も増加し、ウイルスRNAを抽出するスループットは手動では追いつかないものまでに上昇しました。サンプルのRNA抽出のスピードを向上するために自動化の導入計画が各地域で広まりました。その問題を解決するために、テカンは加圧式の半自動化ソリューションである固相抽出自動化装置Resolvex® A200を提供しました。この製品は、加圧によりサンプルの前処理を行いDNAやRNAの抽出ワークフローの迅速化、スループット向上に貢献します。
Macherey-Nagel社のNucleoSpin® 96 Vurisキットは唾液、尿、血清などの生体サンプルからウイルスゲノムを抽出するキットで、コロナ検査などウイルスを検出する手法に最適なキットです。
このアプリケーションノートでは、Macherey-Nagel社のNucleoSpin 96 Virusキットを使用して、どのようにResolvex A200のワークステーションと組み合わせてワークフローを最適化できるのかを紹介しています。
コロナ検査を行っている方、ワークフローの自動化を検討中の方、ウイルスRNAやDNAを研究している方などは一読ください。
本文は英語です。