バイオ燃料は再生可能といわれているバイオマス(生物資源)を原料とする燃料で、SDGsはもちろんのこと地球温暖化対策が取り上げられる昨今、化石燃料に代わる燃料として期待されています。
アベンゴア・バイオエナジー・ニュー・テクノロジーズ社は、バイオ燃料製造のための革新的なソリューションを提供する国際企業です。セルラーゼによるバイオ燃料の生産を行うため、セルラーゼを発現するカビのさまざまな変異株に対するセルラーゼ活性を測定するスクリーニング・プロセスの確立と自動化を目指していました。手作業によるスクリーニングはコストと時間がかかるため、このような大規模なプロジェクトでは自動化が必須条件でした。
3段階のスクリーニングプロセスの最初のステップは異なる変異体のコロニーを選択し、96ウェルプレートに移します。第2段階は、異なる変異体を96ウェルプレートで発酵させました。最後に、異なる変異体のセルラーゼ産生能を評価しました。
合成生物学を用いたスクリーニングを自動化されたい方、大腸菌やカビなどのコロニーピッキングを自動化されたい方におすすめです。
※本文は英語です。
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