多くの臨床検査室では、胃腸の感染症や呼吸器の感染症から熱帯病に至るまで、さまざまな病気を特定するために PCRをベースとした検査を行っています。 しかし、PCRの前処理を手動で行うのはエラーが発生しやすく、かつ時間がかかるため、1 日あたりの検査数が制限されます。 自動化はスループットを向上させることができますが、一度に数百または数千のサンプルを実行する必要がない小規模な検査室にとっては必ずしも実用的ではありません。
スペインのバイオテクノロジー企業であるCertest Biotec社 は、テカンのチームと提携して核酸抽出および PCR セットアップを自動化するワークステーションVIASURE V-Flexを開発しました。1つのプレートの上で複数の異なる PCR 反応を実現します。
テカンの強みであるオープンプラットフォームのCavro Magni Flexを基に小規模なサンプル処理を可能としました。この記事ではCertest Biotec社における、OEMプロジェクトの発想から完成までの過程についてご紹介しています。
システムの開発にご興味のある方はぜひご一読ください。
※本文は英語です。
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