技術資料・マニュアル

【テクニカルノート】マルチモードプレートリーダーで蛍光ベースの DNA 定量化

Fluorescence-based DNA quantification

【テクニカルノート】マルチモードプレートリーダーで蛍光ベースの DNA 定量化

テカンのマルチモードプレートリーダーSparkは、蛍光ベースのDNA濃度定量など蛍光を用いた定量に適しています。6~1,536ウェルのマイクロプレート形式に対応し、自動でz方向調整やダイクロイックミラーを搭載することで、定量に際して最適なアッセイパフォーマンスを確保します。

SparkのFusion Opticsは、フィルターの蛍光感度とモノクロメーターの波長柔軟性を組み合わせたモジュールで、励起と蛍光の両方で使用する光学システムを選択できます。 最適な測定感度を得るにはフィルターベースの光学系が推奨されますが、モノクロメータはアッセイ開発に役立ち、特定の蛍光色素や蛍光タンパク質の励起・蛍光スペクトルを取得することで,最適な励起波長と蛍光波長を設定できます。

Sparkには、高出力フラッシュランプと高感度光電子増倍管 (PMT) を使用して低照度レベルでのパフォーマンスを向上させる、蛍光モジュールも搭載されています。このモジュールには、励起と蛍光の両方の半値幅可変のモノクロメーターが搭載されており、1,536 ウェル プレートでの測定が可能です。

このテクニカル ノートでは、この研究で評価された一般的に使用される蛍光ベースの DNA 定量アッセイの最適化された Spark 測定設定と比較結果を紹介しています。

※本文は英語です。