
がん治療薬などの創薬に関わる研究において、より生体に近い微小環境で細胞の化合物活性を解明することは重要です。3次元細胞培養によるスフェロイドは、通常の2D細胞培養と比べて、生体に近いモデルで、疾患の組織の微小環境をより生体に近い状態で再現することが可能であるために関心が高まっている細胞培養技術です。
スフェロイドモデルの利用が拡大するにつれて、化合物評価のスクリーニングアッセイの再現性、拡張性、効率性を向上させる手法の必要性が高まっています。その実現のためには細胞培養、アッセイ試薬や薬剤の分注、細胞生存率の解析などのハイスループット化が必須であり、自動リキッドハンドリングやマイクロプレートリーダーの使用が不可欠であるといえます。
本アプリケーションノートでは、Fluent 自動分注ワークステーションを用いたMagnetic3D法によるスフェロイド作製のワークフローとマルチモードプレートリーダーSpark Cytoを使用した細胞生存率評価について紹介しています。自動化ワークフローによるスフェロイド作製と高画質イメージングを組み合わせることで、スフェロイドのモデルを用いた薬剤スクリーニングのスループットと再現性が向上し、創薬などの研究に貢献します。
このような方にお勧め
- がん治療薬など創薬の研究開発をしている方
- iPS細胞からスフェロイドのモデルを作製して神経疾患の治療に関する研究を行っている方
- CAR-T細胞の細胞毒性評価をしたい方
【関連資料】
- 自動分注ワークステーション Fluent 総合カタログ
- 自動分注ワークステーションポータル:技術情報、活用事例など
- カタログ:プレートリーダー/プレートウォッシャー製品ガイド(予算申請カタログ)
- プレートリーダーポータル:技術情報、活用事例など – テカンジャパン株式会社 ポータルサイト