技術資料・マニュアル

テクニカルノート:温度最適化による実験再現性の向上

Optimization of temperature-sensitive assays using the Spark® Te-Cool™

テクニカルノート:温度最適化による実験再現性の向上

実験結果はさまざまな外的環境に影響するため、実験環境を一定にすることは再現性を確保する上で重要になります。これまでのマイクロプレートリーダーでは機器内の温度を室温より上げることはできても、室温と同じ温度に設定したり、温度を下げることは出来ませんでした。このため、温度に依存的な酵素反応を伴う実験では、温度の変化により実験結果や実験の再現性に影響していました。

テカンのTe-Coolモジュールではプレートリーダー内の温度を室温と同じ温度に設定したり、温度を18℃まで下げることが可能です。庫内の温度を室温と同じにすることで、酵素反応を伴う発光測定で再現性を向上させることができます。さらに温度を18℃まで下げることで、昆虫細胞などを用いたアッセイが可能です。

発光測定で再現性が気になる方や昆虫細胞など低温度の環境下でアッセイされる方にお勧めです。

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